昨日に引き続き10枚ほど。
Moolah / Woe Ye Demons Possessed/ 1974
NYのデュオ。生楽器とテープやエコーを用いた理解不能の(エセ?)宗教コズミックミュージック。渦巻くサイケデリックに「汝は悪魔に取りつかれた…」。
Arbete & Fritid / Hall Andan / 1979
スウェーデンのMNW界隈の兄貴分のラストアルバム。ラリライサイケからアメリカーナを思わすグッドフォーク、ジャズロック、ミニマル、即興、グループのこれまでのキャリアを凝縮したかのような密度の濃い内容。バンド名の訳は「労働と余暇」。
Albert Marcoeur / S.T. / 1974
フランスのザッパことAlbert Marcoeur 。友人のアメリカ人ミュージシャンに薦められた一枚。「マジアレンジクレイジーダヨー!ビョーキミュージック!」とか言ってたっけ。おならの音とかすごいよく録れてる。
Annette Peacock / Sky-skating / 1982
Paul Breyとの電子ジャズアルバムをはじめ、多くの珍盤を世に送る特殊シンガー。She Ye Ye Recordsのレビューで「全編まるで100年の時空を越えて響いてくるようなセピア色のメランコリーに満ちた夢の世界。」と紹介されているが、まさにそんな音。不思議なレコードです。是非再発を!
Samuel Barber, Ned Rorem / Songs of Samuel Barber and Ned Rorem / 1978
アメリカ音楽の200年間を100枚のアルバムでまとめ上げるというテーマのもと、1975年に設立されたNew World Recordsより。アメリカを代表する2人の作曲家の作品を一面ずつ収録。透明感のある美しい楽曲たちは21世紀も色褪せません。
Entourage Music and Theatre Ensemble / S.T. / 1973
謎の音楽集団。中世古楽ともミニマルミュージックとも似て異なる神秘的な彼岸ミュージック。傑作!
Led Zeppelin / Houses Of The Holy / 1973
いわずと知れたスタジアムバンドの名盤。今年は中学生ぶりにこのバンドをよく聴きました。ジミーは本当に素晴らしいアイデアマンと感じる。。最高!!!
C.O.B. / Spirit Of Love / 1971
ブリティッシュフォークの名盤。アフリカや中近東での旅で体現したトランス感覚。侘び寂びのシンプルな楽曲たちが深い酩酊感を与える。
Nels Cline & Eric Von Essen / Elegies / 1981
Wilcoの賛否両論リードギタリストの初リーダー作。全編アコースティックギター片手にコンテンポラリーな演奏を繰り広げる。これを聴くとNelsの印象が大分変わるかと...Gene Nordan / Drinkin' Wine In The Summer / 197?
詳細不明のピアノSSWの自主盤。お金があったらいわゆるA&M的大袈裟なソフトロックなんかやったのだろうが、ロウナーなSSWに潤沢な制作費がある訳でもなく、、しかしそれが絶妙な塩梅を効かせていたりする盤が100枚に1枚くらいあるのがマイナー盤の面白いところのひとつ。ここに納められている「Thinkin' Of You」という曲がとにかく秀逸であります。ちなみに、僕の持っている一品はご本人(?)のサイン入りです!
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