2013年5月1日水曜日

Edward Vesala - Nan Madol



ECMに良質な作品を残しているフィンランドのジャズ・ドラマーEdward Vesalaの76年作。
ここでは打楽器のみならず、フルートとハープも演奏している。録音自体は74年。

Don Cherry、Bengt BergarのBTBB的音世界にアンビエントな北欧フリー色をより強めたサウンドとでも言おうか...いやしかしフォーキーであり、そして非常にエスノだ。


とりあえずメンバーのクレジットを

Edward Vesala (ds,per,fl,harp) 
Juhani Aaltonen (ss,ts,fl,bells,voice) 
Kaj Backlund (tp)
Elisabet Leistola (harp) 
Teppo Hauta-Aho (b) 
Juhani Poutanen (vln) 
Sakari Kukko (fl) 
Mircea Stan (tp) 
Seppo Paakkunainen (ss) 
Pennti Lahti (ss) 
Charlie Mariano (as,snagasvaram,fl) 

知っている人物は皆無。
そういえばECM盤ながら、プロデューサー「Manfred Eicher」の表記が無く、替わりにミキシングとしてクレジットされている。


寒国の張りつめた空気感の中を透き通る音色。
最高のオーガニックトリップミュージック。


岡田