何とも捕らえ所の難しい作品であるが少し文章を書いてみる。
1972年に北欧はスウェーデン、ストックホルムで結成された大所帯バンド。スウェーデン地下音楽、即興コミュニティーの中で結成された。
Don Cherryが70年代初頭に北欧ジャズ行脚した際、彼らと交流している模様。
北欧トラッド、フォークからプログレ、アフロ、中近東、ラーガ、バルカン、果ては現代音楽、チェンバー、ミニマル(そういえばDon Cherryとの競演ではTerry Raleyの楽曲が取り上げられていました...)、ドローンまで、地球上の音楽すべてを消化したしたといっても過言ではない...というと言い過ぎかもしれないがとにかく凄まじいチャンポン感。
そして本作は最も実験的と言われている(?)2枚組2nd、76年作。
エスノ香るマンドラかオウドかの音色が、そしてチェロのドローン、アフロパーカッション、針を落とし1分もすれば部屋の中は宇宙空間に。頭の中で「とかとんとん」が鳴り出す。
そういえば、近年CDで再発された幻の1stはジムオルークが解説を書いたそうで。
岡田
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