2012年10月11日木曜日
Hill,Barbata,Ethridge - L.A.Getaway
どーん!!!
いやはや、なんてかっこ良いジャケットでありましょうか。
久々にジャケ買いしてしまいました。
「L.A.Getaway」なんて全くなじみの無いバンド名だったので早速家に帰り資料を集めてみると裏ジャケに映るこの2人はお馴染みのセッションマンでした。
セミアコベースを抱えた渋い出で立ちのこちらのお方は、
Gram Parsons率いるThe Flying Burrito Brothersのオリジナルメンバーであり、Ry CooderやRandy Newman、後期のDoorsなど、くせ者ミュージシャンたちを陰で支えたChris Ethridge。
Ron Wood似のドラマーさんは、
CSNYの「4 Way Streets」が録音されたツアーに同行し、その後も彼らのソロワークでちょいちょい顔を出しているJohn Barbata。
そしてジャケットには写っていませんが、Dr.JohnやLeon Russell、Booker T Jonesなんかもゲストで参加、Dan Pennは曲提供でクレジットされています。
さて肝心の中身ですがこれだけの面子がそろって外れな訳がありません。最高であります。
気心知れたミュージシャンたちが集まり自分たちの好きな音楽を好きな様に演奏したようで、リラックスした雰囲気が全編に感じられます。しかしここはスワンプを代表するセッションマンが集結した1枚。ただのセンションアルバムには終わらず、各楽器の絡みなんか聴いているとかなり作り込んである風に聴こえます。
とあるブログで「ディドリーの曲で幕をあけ、トゥーサンの曲でしめくくるなんて、なかなか洒落たことをやってくれますね」と語っている方がおりましたがまさしくです。
個人的にはやはりDan Pennの「Long Ago」がベストトラック。
ちなみに「L.A.Getaway」はアルバム名であり、アーティスト名は彼らの連名「Hill,Barbata,Ethridge」が正しいよう。
さてジャケ表面に写る長髪、614のいかにもなルックスのJoel Scott Hillさんですが、このネット全盛時代にも関わらず「L.A.Getaway」以外の情報はあまり得られませんでした。
岡田
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